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黒大豆と祝黒

黒大豆は読んで字のごとく大豆の仲間です。
黒大豆は、肥沃な土壌はもちろん、日中は暑く夜は冷え込むという昼夜の寒暖差と適度な雨量のある気象条件の下で、より美味しく生育するとされています。
ここ北海道の上川地方は、そんなお豆の生育条件にぴったりの環境で、北海道の環境に適応した「祝黒」(いわいくろ)という品種の作付が盛んな地域なのです。

 

黒大豆は日本の食文化

黒豆といえば「まめで元気に」などとおせち料理に登場するように、日本では紀元前2000年ほどから食用されていたことがが知られ、まさに日本の食文化として定着しています。
黒大豆は古くから、せきが出たり、喉に痛みを感じるときなどにその煮汁を飲むとよいなど伝えられてきましたが、漢方の世界でも「黒豆衣(こくずい)」と呼ばれる生薬として、様々な症状の緩和に利用されてきたといわれています。
日本の薬学に大きな影響を与えた『本草綱目』(1590年)にも、「百薬の毒を解く」と黒大豆の効能が記されているほどです。
このように、黒大豆はいにしえより日本人の生活の中に自然と摂り入れられてきた大切な栄養源であり食文化だといえるでしょう。

 

黒大豆には力が宿っています

大豆はもとより栄養価の高い食品として有名ですが、タンパク質・植物性脂肪・食物繊維・ミネラル・ビタミンなどがバランスよく含まれています。
特に黒大豆は、イソフラボンやサポニンを含み、コレステロールや脂肪の蓄積を予防する効果があると言われています。また、黒大豆の黒い色にはブルーベリーやブドウと同じようなアントシアニンというポリフェノールの一種も含まれ、この成分は抗酸化作用があると言われています。
近年では、黒豆ココア、黒豆茶など、様々な黒豆食品が出てきました。最近ではテレビ番組などでダイエット効果があるということで取り上げられて注目されていますが、黒豆にはたくさんの効果があるようです。

 

大雪残の麓で採れた黒豆だけ

私達が使っているお豆は、「祝黒」という品種で、北海道上川の厳しい気象条件のなかで契約農家さんが大切に大事に育てたお豆ですので、美味しさと安全が詰まっています。
当店では、この「祝黒」を原料として甘納豆を作り続けてきました。どうぞ北海道の豊かな味をご賞味ください。

 

黒豆レシピで食卓に彩りを

いろいろ工夫することで黒大豆を使った料理は無限に広がります。
たとえばクックパッドで検索するとこんなに出てきます。
私達も、北海道で採れた美味しい生豆をご提供しておりますので、どうぞ美味しいお豆料理で心もカラダも健康にお過ごしください。